憎むのもめんどうになった晴天を一瞬感じ、カーテンを締め直す。
国語の授業で物語の人物と天気がリンクした描写の名前があった気がする。また憎むのもめんどうになった授業を一瞬でも感じたことが憎くなってしまった。
眠い辛い怠い。
学校に行かなくなってから余計倦怠感を感じる。生きているのに死んでいる。死んでいるのも同じだが死ではない。それも酷く憎い。私はなんのために存在するのだろうか。
お腹が空く。
舌打ち。
お腹が空くという『生』の実感にも憎い。
その日は冷蔵庫にあったものを食べた
・・・・・・
ガタンガタンガタンガタン
学校に行かなくなって何日か何カ月かもわからなくなったら親が怒りやがった。もう通学ラッシュが過ぎた時間帯。ホームにも電車内に人が少ない。遅れてもいいから行きなさい。と親が。しぶしぶ行った。
反対側に電車が止まっている。学校とは反対方面でこのままその電車に乗ってやろうか。電車のドアが閉まる。舌打ち。
学校方面の電車が走ってくる。だが急行でこの駅には止まらない。舌打ち。
舌打ち。
舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち舌打ち。
舌打ち。
あぁ、このままおりればすべてを終わらせることができる。
電車が自分の前を通り過ぎる前に・・・・・・・・・
霊に踏切へ導かれる話も、ホームから落ちる話もインターネットで見る話だ。
それが自分になるだけだ。
ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
目が覚めると電車の中だった。
ただ座っても立ってもいない。
倒れていたのだ。
乗った覚えなんてない。
直感で死の世界へいく電車の中か...
よく車内を見ると現実の電車ではありえないような色だった。
窓や吊りはあるが広告もないし全体的に黄色だった、そういう電車もあるかもしれないが、この駅でこういった電車は乗ったことがない。
より、死の世界へいく電車のようだった。
奥の扉が開く。
その扉が運転手の席からか、隣の車両からか、人物は車両か乗員なのか考える暇もなかった。
その人物を見たら...
「チンポバスタオルは最高だぜ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~❗️❗️❗️」
服は車両の制服を着ていたがあきらかにヤバイ人の発言を某テーマパークの亀のように言いながらアボカドを生で食べていた。
その人は男性ということがわかった瞬間、私と目があった
「お前の次の発言は・・・・・透明なごみ袋じゃこの地域はダメっぽい。だ❗️」
違う。
「違うかぁ~!」
男は高らかに笑った。
「コンボイ~~~~~~~~~~~!」
男は急に殴りかかってきた。しかも顔に。
突然の暴力に困惑する私に男は構わなかった。
「やぁ!ここはおしっこライナー!おしっこの電車だよ!君は駅のホームから飛び降りたんだけどたまたまおしっこ電車だったからひかれずに中に入ったんだね!どういう原理かって説明したらやばい長文赤スパくらい長くなっちゃうからやらないけど!あ~でも俺も赤スパほしいな~!そんなことはどうでもよくて、マジで本当にどうでもよくてね」
スゥ~~~~~~~~~~
「そういうのだるいから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!私もう人生に疲れてますみたいなことすんな!!!!!!!!!!!!!!!若いくせに!!!!!!!!!!いや若くて精神が未熟で成長途中だからこそこういう死とか考えちゃうんだろうけど!!!!!!!!!!でもそういうの周りからしたらめっちゃダルイから~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男は怒ったと思ったら笑い出した。
「コンボイ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!」
また私を殴り始めた。
「殴られたら!!痛いだろ!!!痛いってことは!!!!生きてるってことだから!!」
謎の説教と暴力にさすがに私はキレた。
普段キレないからキレ慣れていないのが丸わかりだがここで言わなきゃどこで言うんだ。
「アンタなんかに、なにがわかるのよ!!!!」
「ちり毛」
「はぁ!?」
「ダイちり毛です。ホンマに。」
わけのわからない発言に負けじと私はまたキレているがなぜか急に真顔になった男という状況すら、キレてしまう。
「いや、なんか、ごめんね」
「急に落ち着くな!!!!!!!!!!!!」
叫んだ
「いや、俺さ、アレだよ、まぁね、見ればわかるけど、人間の上位存在だからさ、君の心情とか不登校になった理由とか人には理解されにくい感情も性癖もわかるのよ。能力だよね、いや誰がマンコやねん!w んで だからこそ、だるいんだよな。だるい。そう、だるい。そういう人、何人も見て来たから。俺が見てきた人でね、中学生のころ。変でグロい性癖をニヤニヤしながらクラスメイトに言って計画通りどん引きされて嬉しがったやつがいるんだけど結局、その性癖に本当に感じてなくて本当はその性癖をもっている自分に酔っているだけだったんよな。中学生でグロ画像とか映像にハマってるやつもだいたいそれ。ごめんwいまめっちゃ敵に回したけどさwそういう奴、けっこう見てきちゃったから。俺さ、上位存在だからさ、そんなイタイ中学生が成長して大人になって忘れたころに催眠で思い出させて恥ずかしがる遊びもやってるからさ、わかるんだよな(あとホームでの“舌打ち”ばかりあるのってめっちゃちんこに見てる笑)」
淡々の発言に私は怒りを保ちながらも聞くしかなかった、あまり人の話を聞かないタイプだがなぜかこいつの話は耳に脳に入ってくるのだ。
「自分がどんなにダルイ存在かも実感しないまま、どんなに迷惑かけてるかも実感できない。でもそれはほとんどの人がそうだからさ、いいんだけどさ、まずは自分が置かれている状況はどんなに恵まれてるかって話よな。家にいれば飯が出てくるし、親はちゃんとお話しを聞くしちゃんと怒ってくれる。まぁそれは置いとくか、でも今この状況下におかれた時点で自分がどんなにダルいかってことは理解してほしいわ。マジで。本当は自分は何者かになりたい癖に、それを自ら諦めてんじゃねーっつってんの!(あ~今日の夕飯ニンジンだけでいいかな~)」
「キョボンシンボソ~~~~~~~~~~~~」
男が叫ぶと突然、私が光り出す。
「え、なになに!?」
「お前に罪という名の力を託す。いわばそれは名前で、いわばそれは力だ。その力で、お前は罪滅ぼしして人助けもしてもらう!お前みたいなやつには言葉じゃ伝わらねぇからな、まぁさっき殴ったけど、それはなかったことにしてね、そういう言葉じゃわからない奴は行動ってことよ。動詞ってやつ?」
男は急に車掌服から赤いジャージに竹刀を持ちだした
「おい!お前!今日からワタシがアンタの妖精だよ!」
カン高い声にもなった
「お前の名前は・・・・チョショマだ!」
「チョショマ・・・・?」
「そう、略されたその名前の真の名前は・・・・・・・・・・・・」
男は一旦深いため息を目を合わせる。
「超ショッピングママ!!だよ」
超ショッピングママ!! エピソードゼロ 『名もなき少女に新しい名前を』
