可愛いやりんご

かいちくん

ゴールデンウイークが終わり、ひと段落した人も多いだろう。

ゴールデンウィークが終わった、ことで5月病になっている人もいるだろう。

ずっと休んでいたら良いのになあと思ってしまう。

だが、こうしている間にも、時間というものは流れていってしまう。

もう、15年も経ったみたいである。

十五年。

義務教育の長さと同じである。

今は5月なので、新高校一年生にあたる。

彼らが生まれた時からずっとだったということだ。

その間に何があった?

オリンピックは四年に一度なので三回分になるし、

サッカーのワールドカップも、閏年も三回分になる。

15年前と言えば、東日本大震災が起こった年になるし、

なでしこジャパンがワールドカップで初優勝した年でもある。

アナログ放送が終了した年でもあるそうだ。

東日本大震災があった年と言えば、まだ最近のようにも感じるが、

アナログ放送が終了した年と言えば、古い過去のようにも感じる。

15年とはそういった年月なのかもしれない。

そんな15年を振り返ってみてどうだった?

何か変わっただろうか?

おそらく、何も変わっていない。

人は変わったのだから、色々と変わってはいるのだろうが、

変わったところがないように思える。

今でも日本ではシェア1位を走り続けているし、

利益も過去最高を更新している。

あの頃と何も変わっていない。

そう考えると凄いなあと思えてこないだろうか?

あれだけ偉大な人を亡くして、その後継者として跡を継ぐ。

それだけでも凄いプレッシャーだっただろう。

でも、その重圧を見事に跳ね除けたはずである。

今、この15年という時を振り返って、そう断言出来るだろう。

いつしか、もう当たり前の顔になっていた。

でも、それがもう終わった。

まだ生きているし、現場から完全に退いたわけではないから

きっとまたどこかでお目にかかれるだろうけど、

後継者に跡を引き継いだから出番は減るだろう。

それがなんか寂しいな。

きっと、また新しい看板の顔に定着する日が来るんだろうけど、

そんな日が来ても、この世からいなくなっても、

凄かったよなあとおそらく言われるんだろうな。

りんご愛しや、愛しいりんご。

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