ローレゾリューション・タイムトラベラー

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報告書#017
気が付いた時には自販機の隣にあるベンチに座っていた。すっかり雨は止んで、雲一つない綺麗な青空が広がっている。遠くで犬を散歩させている人もいた。

このまま帰るのもいいが、せっかくならどこかで朝ごはんを食べてから帰ることにしよう。

朝と言えばやっぱり……あれしかないだろう。
私は後輩と一緒に赤い看板を探して歩きだした。


【備考欄】
28

この記事を書いたライターは?


「やっと終わった……。」

私は疲れのあまりテーブルに突っ伏してしまった。向かいに座っている元凶は「おつかれ~」と呑気にお菓子を頬張っている。
自分のミスの尻ぬぐいを人にやらせておいて、一体何なんだこの人は。私はこんな人を尊敬していたのか。
とりあえず、資料の整理も終わったし次行くところの目星もつけておかないといけない。目の前に先輩がいるうちに聞いておこう。

「先輩、次はどんなところに行きますか?」

私が訪ねると先輩は「待ってました」といった表情で私を見つめてきた。

「んふふ、それについてはもう考えているんだ~。」

「え、珍しいですね……。どの記事に行こうと思っているんですか?」

「そのレポートを正しい時系列に並べ替えたらわかるよ~」

ああ、またか。
この先輩はこうやって面倒くさいことを吹っかけてくるのが好きなんだった。

「……ということは、備考欄っていうのも」

「もちろん。何かの文字数を表しているよ。」

今日はやたらとヒントをくれるな。珍しい……。

「時間があったら解いてみるといいよ~。解けたら内緒のお話をしてあげる。」

そう言い残して、先輩は上機嫌で部屋を出て行った。
後で解いてみようかな。

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