so was RED

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私は好きなものを何度も見てしまう癖がある。たぶん、調べたら病名が付きそうな気がするけど、付ける意味があまりないから気にしない。

誇張抜きに、映画「ショーシャンクの空に」はフルで10回以上は見ていると思う。

仕事がしんどい時、単位を落としすぎた時、何かで怒られた時、いつだってこの映画は大切なものを思い出させてくれた。

本当に大事なものは奪われることがないと教えてくれた。

大雨が降ると、その中をずぶ濡れになって自転車で走りたくなるのは、たぶんアンディの脱獄シーンが好きだからだろう。

さすがに今年はもうやっていない。だって23歳だし。

ずぶ濡れになるのは22歳までだ。

正直、社会はどこに行っても必要最低限の労働を強いられる。

むかつく奴ほど評価されているし、人の心がない奴ほど会社では上に行く。

そんな馬鹿に人生を奪われないための映画だ。

どれだけミスをしたって、周りが自分よりも優れているように見えたって、自分の価値は変わらない。

くしゃくしゃの千札もピン札も価値は変わらない。

好きなものを好きだと思えるのが人としての強さだ。

それを貫けるのか、それとも何かに飲み込まれて自分を忘れてしまうのか。

自分を絶対に奪われてはいけない。

私はもっと人は怒るべきだと思う。人生を平気な顔で奴隷にしてしまうシステムが横行している。

許してはいけない。常に心の中でこいつら馬鹿じゃねーのと思って働いていなくては。

たぶん見ていない人には一ミリも伝わっていないから、とりあえず見てくれ。

自分を見失いそうなとき、私はいつもアンディのモーツァルトのシーンを思い出す。

心の中にある好きなものや大事なものは、誰にも触れられないし奪われない。どんな場所でも。

仕事でミスった時には、帰宅してすぐに上裸でシャワーを浴びているのは秘密。

前はそれでよく風邪を引いていたが、今はR1を毎日飲んでいるから崩さない。

この習慣だけはやめられないのよ。

あと人生で何回これを見返すのだろうか。

少なくともこの記事を書いている間にも、増えた。

何度も見て、自分に馴染んだ映画は新しいシーンなんてないのに面白い。

きっとそれは人が大事なものをすぐに忘れてしまう生き物だからだ。

忘れては思い出して、また感動して、救われる。

人生で何本かそういうものに出会う。

私は場合はそれが小説であり、映画であった。

それだけで書き続けるのには十分な理由だろう。

俺の夢は大きな庭のある家を買って、全裸で雨を浴びることだ。